- ダイエットしたいけど時間が無い
- 仕事が長引いて家に帰るのが遅い
- 自分の時間がない
仕事や育児に追われ、自分の体のことは後回しになっている方も多いのではないでしょうか。
体型の変化を自覚しても「忙しい」「時間が無い」からと何となく理由をつけてしまう気持ちもわかります。
ですが、安易に忙しいと決めてしまう前に日中の行動を振り返ることで時間を生み出せる可能性が大いにあります。
この記事では、ダイエットに向けての時間管理方法を確認し、今一度あなたの生活と照らし合わせることで時間の確保が可能になります。
スケジュールを書き出す
何となく忙しい、運動する時間が無い。と考える前にまず1日の自分のスケジュールを書き出します。
恐らくあなたは自分が1日どんな行動しているか細かく把握していないと思います。これがお金であれば、給料に対して何に使ったかは大まかでも把握していますよね。時間も同じです。
まず自分の24時間を書き出し、自分の行動を【見える化】することで現状を把握しましょう。
24時間の【見える化】
まず24時間のスケジュールを記載できるメモ帳、手帳、エクセルシートなどを用意し、1日の行動を書き出します。3日分は書いた方が良いですが、多すぎれば1日分でも構いません。
書く手順
- 生活時間(食事、睡眠、入浴、トイレなど)
- 毎日行うルーティーン行動を記載(仕事の時間、子供の送迎、掃除など)
- 自分が使える自由時間を記載
日々固定で行っている行動から書いていきましょう。ありのまま記載してください。
これが書けたら次のステップです。
細分化する
ここがポイントになります。24時間が見える化できたら、さらに細分化します。
細分化ってなに?
わかりやすいよう【仕事】という項目でお伝えします。
例えば、通勤含め10時間仕事をしているとして、仕事中に何に何時間使ったか書いていきます。付箋を使うと効率的です。
例)通勤に60分、会議に30分、移動に10分、書類作業に20分など。
ここで大事なのは、『この時間何してたっけ?』という何に使ったかわからない時間を浮き彫りにすることです。
明確に覚えていない時間こそ改善できるポイントになります。お金も何に使ったかわからないものこそ節約のポイントですよね。
仕事だけでなく、生活時間やルーティン行動でも同じように書いていきましょう。
ここまでできたら次で最後のステップです。
自分の行動に成績をつける
見える化した自分の行動に成績をつけることで時間の優先順位をつけることができます。
成績のつけ方
- 移動時間中に音声学習した⇒〇
- 掃除を始めたら止まらなくなってしまった⇒△
- お風呂でドラマを見てしまい2時間も入ってしまった⇒✖
- 空いた時間にダラダラSNSやYouTubeを見てしまった⇒✖
このように成績をつけることで無駄な行動に気づくことができます。
いくら忙しいとはいえ、全く自由時間が無いというのも考えにくいものです。限りある時間をしっかりコントロールしましょう。
無駄な行動を省く
結論から言うと、生産性の無い行動は避けることが大事です。ここでいう生産性の無い行動というのは「なんとなくやっている行動」を指します。
例えを1つ提示します。
仕事から帰り、食事と入浴を済ませ子供がようやく寝たと思ったらもう夜10時。
ようやく一息つけるとなると、今度は誘惑がたくさん。スマホ、録画してあるテレビ、漫画など無意識に触れている。
そして、明日も早いからそろそろ寝ようとなりあっという間に1日が終わる。
確かに!毎日そんな感じの生活かも!
ポイント
大事なのは、この誘惑をしっかりコントロールし、時間を確保して運動時間に当てていくことです。
具体的にどうすれば良いか解説していきます。
テレビの視聴を控える
テレビというのは一方的に情報を伝えてくるため、なんとなく見てしまうことが本当に多いです。不必要な情報の蓄積は結果的に疲労につながります。
見たいものが無いのに「なんとなく」テレビつけてる!
また最近ではインターネットテレビ(VOD)の普及により、自宅でも簡単に映画やドラマを視聴出来るため時間を浪費しがちです。
VOD
- Netflix
- amazon prime
- Hulu
- Disney+
- AppleTV
VODは非常に有意義なコンテンツである反面、簡単に1~2時間は使ってしまうため、目的も無く視聴してしまうと時間の浪費につながるでしょう。
1時間あれば十分運動できます。VODを一時的に解約するのも1つの手段として有効です。
SNSを見過ぎない
SNSにはかなりの中毒性があります。中でも動画がメインのSNSでは検索しなくてもスクロールで次々に表示されますから、見だしたら止まらなくなります。
動画系のSNSって平気で1時間以上見ちゃうよ。
暇さえあればついつい開いてしまうSNS。iPhoneを使用している人であれば【スクリーンタイム】という機能で何を何時間見ているか確認できます。
ですが、決してSNSが悪いわけではなく、自分の知識を公開したり、収益化している方など目的ある行動であれば問題ありません。
注意したいのはただなんとなく見ている行動です。
テレビと同様に長時間の視聴は疲労につながりますし、就寝前に見続けることは交感神経の活動が活発になり睡眠を妨げます。
ちょっとだけ見るつもりがダラダラ見てしまうことも多いので、ぜひ注意してほしい行動です。
ゲームをやめる
ゲームも非常に時間を浪費するコンテンツです。時間のみでなく課金すればお金も消費されてしまいます。
特にスマホゲームは利用者を絶妙に惹きつけるよう考えられていて、ゲーム内のイベントや新キャラなど常に更新されるので、その都度時間を取られます。
すきま時間にパズルゲームやってた。。。
ゲームをすることでストレス発散になる、YouTubeでの収益化などプラスになっているのであれば話は別ですが、なんとなくゲームをしているのであれば積極的に改善すべき行動になります。
ゲーム自体は悪いものだとは思いません。しかし優先順位が高いかと言われればそうでもない方も多いと思います。
何より筋トレや運動を行ったほうがたくさんのメリットがあるので、ゲームに割いている時間を少しでも運動に当ててみてはどうでしょうか。
不必要な人付き合いを控える
完全に避けるのも難しいですが、飲み会や集団での喫煙など断れるものがあるのであれば積極的に断りましょう。
特に飲み会は楽しいのはわかりますが、アルコールはダイエットに不必要ですし飲んだものは翌日トイレに流れます。
また、飲み会の最中は冷静な判断能力を失いますので食欲の制御も難しくなりますし、なにより拘束時間が長い。
飲み会楽しいけどお金も結構かかるよね。
お金と時間も浪費してしまい、二日酔いになれば翌日の自分は使い物になりません。
飲み会の時間を使って運動することができれば、間違いなく昨日の自分より強くなれます。
また喫煙も辞めることがベストです。体感上ですが知人が「一服してくるから5分待ってて」と言って5分で帰ってきた試しがありません。
複数人で喫煙所に行けば10~15分はかかるイメージです。しかも本数を吸うたびにこの時間が浪費されます。
健康づくりにおいても不要ですから改善していきましょう。
やらないことリストを作る
時間を理由に何かを断念する場合、ぜひ【やらないことリスト】を作ってください。大事なのはやらないことです。
え、やることじゃないの!?
新しく始めることだけ増やしても時間は限られています。パンパンのクローゼットに服を買い足しているようなものです。
自分のタスク管理などでやることリストはよく作ると思いますが、ただでさえ忙しいのにプラスで何か始めようものなら続くはずがありません。
足し算ばかりしていては時間は確保できないのです。
ここまで読んでいただいた中で、いくらか思い当たる節もあると思います。整理された自分の行動からどんどん「引き算」しましょう。
やらないことリスト
- 入浴中はテレビを見ない
- 仕事中のすきま時間にSNSをダラダラ見ない(別の作業を処理する)
- 飲み会の回数を減らす
- インターネットテレビを見ない
これだけでも1日1時間は確保できるようになると思います。
やらないことを決めると頭の中や体が軽くなるので、ぜひ作成してみましょう。
また、私が1時間確保できるようになった便利グッズをこちらで紹介しています。よろしければ見てみて下さい。